宝石姫のお話をご存じでしょうか？
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昔、ある姉妹がおりました。
父はなく、母は自分に顔が似た姉だけを可愛がりました。
姉は意地悪で、いつも妹を罵倒し
人に優しくする心を失っていました。
妹は、姉や母からいじめを受け
駒使いのような扱いを受けていましたが、どんなに酷い扱いを受けても妹は優しい心しっかりと持っていました。
ある日、母に水を汲みに行くよう言われた妹。
泉の近くで、みすぼらしい婆さんに出会います。
お婆さんは、お水を欲しがります。
妹は、お婆さんにお水をくんであげました。
お婆さんは魔法使いでした。
心の優しい妹に、魔法使いは
言葉を発するたびに、宝石や美しい花が出る魔法をかけました。
家に帰ると、欲深い母が
姉にも同じように泉へ行かせ
老婆を助けるよう言いました。
泉の近くで、美しい貴婦人が
「すみません、お水を少し飲ませてくださいな」
と姉に話しかけてきました。
もちろんこの美しい貴婦人は魔法使いが変身した姿。
そうとは知らず
「あんたに用は無いのよ！」
と姉は冷たく答えました。
魔法使いは
姉にも魔法をかけました。
一言口をきくたびに、口から蛇や蛙 毒虫が飛び出るように…。
怒った母と姉は、妹を家から追い出します。
妹は逃げ込んだ森で王子に助けられます。
容姿だけではなく、心の美しさを持つ妹は王子からのプロポーズをうけ幸せになりました。
そして母と姉は娘と人々からも嫌われ、森の片隅でひっそりと死んでしまいました。
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飛び出す美しい宝石やお花は
「美しい言葉、きれいな言葉」「相手の長所を褒める言葉」
を表しているように思えます。
そして、蛇や蛙や毒虫…
「人の悪口や誹謗中傷」「汚い言葉や下品な言葉」
姉も心を入れ換えて、優しい心を取り戻せたら
宝石や花が出てきたのではないでしょうか。
今日はどんな言葉を発したかな。
昨日はどうだっかな。
言葉を発する、誰もいないところであっても 宝石姫のこと思い出してみたら何か変わってくるかもしれないな…。
まわりに人がいるときは、もっと気をつけたい
口から、蛇や蛙が出そうな時
せめてだまっていよう。
花や宝石は、もっと出したい。
今年の目標、その２！
回りを明るくしたり、ほっとしたり…
そんな存在になりたい。
ほっと…より、明るくが私には課題かな。
今日も晴れていい天気！！
良い一日を！！！
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